【テンプレ付き】カウンセリングシートの作り方

サロン経営コンサルタントの愛原菜々です!

今回は、カウンセリングシート(問診票)の作り方についてお伝えします。

「カウンセリングシート」「問診票」とは、初めてサロンにご来店頂いたお客様に書いて頂く書類のことです。

既にサロン経営されている方はご用意していると思いますが、私自身、サロンを開業したばかりの頃、カウンセリングシートの作り方がわからなくて悩んだことがあります。

カウンセリングシートには一体どんなことを書いてもらったらいいんだろう・・・?

そんな方のために、今回はカウンセリングシート(問診票)の作り方をお伝えしていきます^^

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目次

施術前カウンセリングの目的

カウンセリングシート(問診票)の作り方をお伝えする前に、施術前にカウンセリングをおこなう目的について考えてみましょう。

カウンセリングシート(問診票)は、施術前カウンセリングで活用するツールですが、そもそもなぜ、施術前にカウンセリングをしますか??

それは・・・

お客様のことをよく知るため

ですよね。

初めてご来店したお客様に、いきなり

「さぁ、施術を始めるのでお着替えください」

とは伝えないですよね・・・(笑)

初めてご来店したお客様が、

  • どんな人で、どこから来たのか?
  • なぜたくさんあるサロンの中から自分のサロンを選んでくださったのか?
  • どんなことで悩んでいて、なにを解決したくて来てくださったのか?

など、このようなことを「知る」ために、施術前カウンセリングをするわけです。

この施術前カウンセリングのやり方次第で、新規のお客様がリピートに繋がるかどうかが決まると言われているほど、施術前カウンセリングはサロン経営において重要です。

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なぜ、サロン経営でカウンセリングが大事なのか?

では、なぜ、施術前カウンセリングでお客様のことを知る必要があるのでしょうか?

なぜなら、お客様のことをよく知ることが出来ていなければ、お客様のニーズに合ったサービスを提供することもできませんし、リピートや物販のご提案することもできないからです。

例えば、あなたがデパートへ洋服を買いに行ったとします。

あなたは、デートで着ていく可愛らしいワンピースを探していたとします。

そこに店員さんがやってきて、ものすごい地味な服を指さして

「この服すごく着心地がいいんですよ~!オフィスワークでもオフの日でも使いやすくて着合わせもしやすくて良いですよ~♪」

って言われたらどうでしょう??

「正直、私が探してるのそれじゃない!!!!」

って思いますよね・・・(苦笑)

興味ないのにセールストークされて困るなぁ・・・

なんて思った経験は、誰しも一度はあると思います。

これは、売り手(店員さん)が買い手(お客様)のニーズや求めていることをちゃんと聞かないまま、ご提案しているのが原因ですよね。

サロンでも同じことが言えます。

お客様が求めていることを知ることができていなければ、お客様のニーズに合ったサービスをご提案することもできません。

そうなると、リピートや物販の提案も、ただの「押し売り」になり兼ねません・・・。

なので、サロン経営において、お客様に価値を提供するのはもちろんのこと、リピーターを増やす意味でも、「お客様のことを知る」施術前のカウンセリングは、最も重要といえます。

カウンセリングシートの目的

前章では、施術前カウンセリングは、お客様のことをよく知るために行うということをお伝えしました。

では、カウンセリングシートの目的はなんでしょうか??

カウンセリングシートは、

お客様を知るための手助けとなるツール

です。

なにも参考にするものがないよりは、カウンセリングシートをご記入いただいて、そこからさらに施術前カウンセリングでヒアリングして、お客様のことを知るためにカウンセリングシートを活用します。

では、具体的に、お客様の「なに」を知る必要があるでしょうか??

次のステップでは、カウンセリングシートの具体的な作り方についてお伝えしていきます。

エステ・整体サロンのカウンセリングシート(問診票)の作り方

カウンセリングシートは、「お客様を知るための手助けとなるツール」ということをお伝えさせていただきました。

では、施術前カウンセリングで、具体的に、お客様の「何」を知る必要があるでしょう??

これは、サロンの業種やターゲットによって若干異なるので、まずは、以下のワークをやってみてください^^

【ワーク】
あなたが初めてのお客様の施術に入る前に、これだけは聞いておきたいと思うことをできる限りたくさん、書き出してみましょう。

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カウンセリングシート(問診票)のテンプレート

参考までに、以下にテンプレートを用意しましたので、ご自身の業種に置き換えて作ってみて頂けたらと思います。

カウンセリングでお客様のことをよく知ることができるように、カウンセリングシートを作ってみてくださいね^^

  • 名前
  • 住所
  • 生年月日
  • 連絡先
  • どんな家族構成
  • 仕事
  • ライフスタイル
  • 趣味
  • 何を見て当店を知ったのか(HP・チラシ・ホットペッパー・看板)
  • なぜ数あるサロンの中から選んでくださったのか
  • お悩み
  • 具体的に、いつからどのような症状で、どんなときに症状(悩み)がでるか
  • 生活習慣(食事・睡眠等)
  • 今まで他のサロン・治療院に行ったことがあるか?
  • 行ったことがある場合は、具体的にどこに?
  • 今まで大きな病気や手術したことがあるか(いつ、どのような)

カウンセリングシート作成の大事なポイント

参考までに、テンプレートを用意しましたが、カウンセリングシートを作るときの大事なポイントがあります。

それは・・・

カウンセリングシートを活用して、自分が施術前カウンセリングをするイメージが具体的にできているか?

です。

他のサロンのカウンセリングシートを参考に作ったり、市販のフォーマットを活用するのはひとつの手ですが、

「この質問はいらないんじゃないか?」

「私のサロンには当てはまらない質問だな」

なんて思う項目がある場合は、ちゃんと修正しましょう。

カウンセリングシートを作るときは、実際に、自分がカウンセリングシートを活用して、お客様にスムーズにカウンセリングしているイメージが具体的にできているか?考えながら作りましょう。

そうすることで、実際の施術前カウンセリングがとてもスムーズにできるようになります。

愛原

是非、実際のカウンセリングをイメージしながらカウンセリングシートを作ってみてくださいね^^

エステ・整体などサロンのカウンセリングシート(問診票)の作り方まとめ

今回はカウンセリングシートの重要性と、具体的な作り方についてお伝えをさせていただきました!

お客様に喜ばれながらリピートされるサロンを作るためには、こちらが売りたいメニューや勧めたい商品を一方的にご提案するのではなく、まずは「お客様のことを知ること」からスタートします。

そして、お客様のお悩みやニーズを知った上で、お客様にとって必要なメニュー・商品をご提案をすることがリピート率アップにつながります。

そのため、カウンセリングシートの作り込みはサロンを経営するうえでとても重要な部分になります。

カウンセリングシートを作るときは、実際に、自分がカウンセリングシートを活用して、お客様にスムーズにカウンセリングしているイメージが具体的にできているか?が大事ですので、ご自身のサロンの手法や流れ・やり方に合ったカウンセリングシートをつくってみてくださいね^^

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして、清水真由美と申します。
    カウンセリングシートを少し変更をしようと思い、拝見させて
    いただきました。
    参考にさせていただきます。ありがとうございます。

  • 自宅サロンの為の、わかりやすい説明で
    参考になりました。
    今後も参考にさせていただきたいです。

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