【超重要】サロン集客する前にやるべきことと9つの具体的な集客方法【サロン経営コンサルタントが解説】

こんにちは、愛原菜々です!
今回は、「集客する前にやるべきこと」と「9つの具体的な集客方法」についてお伝えしていきますね^^

※単価を上げられない・集客してもリピートにつながらないとお悩みの エステ・整体・サロン経営者の方へ。期間限定で「プラチナサロン経営術3ステップ動画講座」をプレゼント!

目次
  1. 集客するにはまだ早い!?サロン集客する前にやるべきこと
    1. 「4種類のお客様」と「繁盛サロン」のたった1つの共通点
    2. これだけやればサロンの売上はあがる!4つの要素とは!?
  2. 【最短】でサロン経営を成功させる秘訣とは!?
  3.  集客媒体は大きく分けると2種類ある!
    1. プッシュ型
    2. プル型
    3. サロン集客に効果的な集客媒体とは?
  4. サロンの売上を上げる具体的な9つの集客方法
    1. 1、 ホームページ
    2. 2、チラシ(新聞折り込み)
    3. 3、チラシ(ポスティング)
    4. 4、地域誌・フリーペーパー
    5. 5、クーポンサイト
    6. 6、ブログ
    7. 7、SNS(フェイスブック、インスタグラム、ツイッター)
    8. 8、看板
    9. 9、紹介・口コミ
  5. 自宅サロンの5つのブログ集客法
    1. 1. 質より量を書く
    2. 2. サロンのこだわりやスタッフの人柄を伝える
    3. 3. 問合せ方法を明記する
    4. 4. ターゲットが興味を引くブログ記事を書く
    5. 5. プッシュ型とプル型の広告を組み合わせる
  6. 個人サロン・自宅サロンの客単価・価格設定のポイント
    1. 1. お客様の立場になって価格を考える
    2. 2. 自分が罪悪感を感じない価格設定にしてしまっている
    3. 3. 相場を目安にしている
    4. 4. サービス内容から決めている
    5. 【結論】サロン経営を成功させる正しい価格設定方法
  7. サロンのメニュー設定の3つのポイント
    1. 1. メニューを増やす目的が明確である
    2. 2. お客様を迷わせない「見せ方」ができる
    3. 3. お客様に提案する「カウンセリングスキル」がある
  8. 【成功例】自宅サロン集客成功事例
    1. プラチナサロン講座受講生:土井佳美様
    2. プラチナサロン講座受講生:叶瑜様(自宅サロン)
  9. サロン集客まとめ

集客するにはまだ早い!?サロン集客する前にやるべきこと


「売上があがらないのは集客できないから」そんな風に思っていませんか?
実は、売上があがらないのは集客が原因じゃない可能性があります。そこでまず、集客する前にやるべきことについて、お伝えしていきます。

「4種類のお客様」と「繁盛サロン」のたった1つの共通点

まず、サロンのお客様には大きく分けて4つの種類があります。

  • VIP客
  • リピーター
  • 休眠客
  • 新規客

VIP客とは、その名の通り、お客様のなかでも頻繁に利用してしてくださっている方、特に売上に貢献してくださっている方のことを指します。

リピーターとは、VIP客以外のサービスを継続して購入してくださっているお客様のことをいいます。

休眠客とは、一度サービスを購入してくださってから、その後一定以上の期間購入(ご来店)がないお客様のことです。

新規客とは初めていらっしゃるお客様のことですね。

この4つです。

ここで考えてみましょう^^
VIP客・リピーター・休眠客・新規客、どのお客様を大切にするべきでしょうか?

上手くいっているサロン、繁盛しているサロンには必ずと言っていい「共通点」があります。

それは、

★★★★★★★★★★★★★★★

VIP客を大事にしている

★★★★★★★★★★★★★★★

という点です。

「売上が思うように上がらない」と思っている個人サロン経営者の9割が、「集客が必要」と思っていますが、サロンの売上に最も貢献しているのは紛れもなく「VIP客」です。

新規客にばかり目を向けるよりも、まず先に、VIP客の満足度度を高める取り組みをしましょう。

私自身も、サロンを経営していて、「売上をあげるためには集客が必要!」と思っていた時期がありました。そして、ただひたすらに集客のために時間とお金を費やしていたことがあります。

しかし、集客してもなかなか売上は上がらず、広告費で赤字になっていた時期がありました。
売上が順調に伸び始めたのは、VIP客のまだ満たせていないニーズを聞き出し、満足度をあげる取り組みをしたことがきっかけでした。それだけで、売上が3倍になりました。

また、メニューやサービス内容を見直したことで、新規客にご提案できるメニューの幅も広がり、より顧客満足度の高いサロンを構築することができました。

新規集客に取り組む前に、まずは「VIP客の満足度」にも目を向けてみてくださいね^^

これだけやればサロンの売上はあがる!4つの要素とは!?

サロン経営において、「これをやれば売上が上がる!」という4つの要素があるのですが、なんだと思いますか??^^

それは、

===========================

客数 × 単価 × 来店頻度 × リピート率 = 売上

===========================

です。売上は、この4つの要素で成り立っています。

単純に、お客様の数が増えると、売上は上がりますね。
単価を上げると、売上は上がりますね。
来店頻度は、月に1回よりも、月に2回・3回ご来店頂けた方が、売上に繋がりますよね。
リピート率は、新規のお客様がリピーターになっていただける確率が高い方が、売上は上がりますよね。

売上があがらないのは必ずしも「集客できていない」ことが原因ではない可能性があります。他の要素を見直してみましょう。

【最短】でサロン経営を成功させる秘訣とは!?


次に、先ほどお伝えした4つの要素について、「どのような順番で取り組んだらよいのか?」についてお伝えします。
実はこの4つの要素、「取り組む順番」が非常に大事です!!

私自身、開業してからたった1年で月商100万円達成し、それを継続しているのは、この「取り組む順番」に早く気付けたからです。

先ほどもお伝えしましたが、サロン経営がうまくいかない経営者の9割は、「集客すれば売上はあがる」と思っていたり、とにかく新規集客ばかりに頭を悩ませ、そこに力を入れようとします。

ところが、この4つの要素のなかで、もっともコストが掛かるのが「客数を上げる(新規集客)」です。

毎日ブログやSNSを更新する労力・時間、お金をかけてホームページをつくったり、チラシをつくって配布したりなど、「新規集客」は4つの要素のなかで、最も「お金」「時間」「労力」が掛かる部分なんです。

せっかくお金も、時間も、労力もかけて、やっとの思いで集客できても、

単価が低い・・・
リピートもしてもらえない・・・

そんな状態だったらどうでしょうか??
コスト(お金・時間・労力)が垂れ流しの状態ですよね。
まるで、【ザル】に水を注いでいるようなもの!水道代(コスト)だけがかかっちゃってる状態です”(-“”-)”

まずは、集客にかかるコストをしっかりと「売上」に繋げる【受け皿】が必要ですよね。

そのためには、【単価を上げる】【リピート率を上げる】ことが大事なんです^^

私は今でこそサロンを経営して月商100万円を安定させていますが、開業したばかりの頃は、単価も低い(60分4,800円とか・・・)、リピート率も30%以下(新規が5人来ても、1人か2人、リピートするかしないか)でした。

そんな状態にもかかわらず、「とにかくお客様に来てもらわないことには始まらない!」と思い、新規集客のために広告費をかけて地域誌に掲載したり、チラシを配布したりしていました。

どうなるかわかりますよね・・・・?(苦笑)

完全に赤字です”(-“”-)”

サロンの売上を安定してつくれるようになったのは、単価を上げてもお客様に喜んで頂けるメニューをつくり、お客様にリピートしていただけるようにカウンセリングを見直してからです。

結論、「新規集客」からではなく、まずは「単価を上げる」「リピート率を上げる」ことから取り組むことが、【最短】でサロン経営を成功させる秘訣です^^

 集客媒体は大きく分けると2種類ある!


「集客したいけど、なにを活用したらいいの?」という方のために、次のステップでは具体的な集客媒体の種類についてお伝えしていきますね^^

プッシュ型

集客媒体には大きく分けて2つあります。1つ目はプッシュ型です。
プッシュ型とは、広告主側で決めたタイミングで、ターゲット(ユーザー)に情報を発信する媒体のことです。ユーザーは、ユーザーの意思に関係なく、受動的に情報を受け取ります。

例えば、身近なものでいうと、テレビCMや新聞、折り込みチラシ、DM、SNSなどです。

簡単にいうと、広告主側からアプローチする「攻め」の媒体のことです。

特徴としては、不特定多数のターゲットに向けて一斉に情報発信ができて、より多くの人に認知してもらえます。その分、運用コストが高い傾向があります。

プル型

もう1つが、プル型です。
プル型とは、ターゲット(ユーザー)が能動的に情報を取りにいく媒体のことです。

例えば、ホームページやブログ、紹介や口コミなどです。

これも簡単にいうと、広告主側は待っているだけの「受け身」の媒体です。

特徴としては、プッシュ型と比べて運用コストが安い分、情報提供のタイミングは制限がなく、即効性に乏しいといえます。

サロン集客に効果的な集客媒体とは?

「結局、プッシュ型とプル型どっちがいいの?」という話について。

「プッシュ型」にも「プル型」にも、これまでお伝えしたように、それぞれメリット・デメリットがあります。

「どっちがいい」というより、「上手く使い分ける」ことが大切です。

例えば、

プッシュ型の「チラシ」を活用して、まずはサロンを知ってもらう

プル型の「ホームページ」にアクセスしてもらう

予約や問い合わせに繋げる

といった感じで、プル型だけ、プッシュ型だけ、ではなく、それぞれを使い分けると相乗効果があります^^

なので、ブログだけ、SNSだけ、とかではなく、それぞれのツールを上手く活用していくことがサロン集客で最も大切です。

サロンの売上を上げる具体的な9つの集客方法


「具体的な集客方法はどんなものがあるの?」という方のために、具体的な集客方法を9つお伝えしていきますね!

1、 ホームページ

まず、大きなメリットとして、ホームページがあるということはお客様の「安心・信用」に繋がります。

ホームページの代わりに無料ブログサービス(アメブロ等)を利用されている方がいらっしゃいますが、あなたがもしモノやサービスを購入する際に、ホームページがなかったり、公式サイトが無料ブログだったらどう思うでしょうか?

ちょっと不安ではありませんか?
無料ブログが悪いわけではないのですが、やはりホームページを持っていた方が信用力に繋がりやすいです。

また、ホームページは無料ブログサービスと違って、商用利用禁止といった制限や、いきなり削除されるリスクがないため、書けば書くほど「資産」になるメリットがあります。

2、チラシ(新聞折り込み)

チラシのメリットは、地域の方に向けて発信できるところです。
新聞折り込みチラシは、主婦層や高齢者層をターゲットにしている場合はとても有効です。

3、チラシ(ポスティング)

ポスティングは、新聞未購読者に宣伝できるメリットがあります。
また、配布先を細かく絞り込むこともできるので、ターゲットがどのエリアにどのくらいいるのか等、リサーチした上で配布部数やエリアを決めましょう。

4、地域誌・フリーペーパー

フリーペーパーもチラシと同様、地域の方に向けて発信できるところがメリットですね。
無料で配布されているため多くの人に目に留まりやすく、一般の広告よりも低コストです。
デメリットとしては、広告が多いため埋もれやすいという点です。

地域によってフリーペーパーや地域誌が強いところと、そうでないところがあるので、ご自身がサロンをやっているエリアの地域誌を調べてみましょう^^

5、クーポンサイト

有名なもので、ホットペッパービューティーやグルーポンなどですね。
メリットとしては、紙媒体と違って広域に広告できることです。
また、お客様の数をこなしたり、サロンの賑わい感を出すのに活用するのも手です。

デメリットとしては、月額制の場合は契約期間の縛りや、初期費用や毎月の固定費がかかる場合があるので、確認が必要ですね。

6、ブログ

無料で手軽で始められるのと、ホームページと比較して編集や投稿が直観的に操作できるので初心者でも始めやすいのが大きなメリットです。

デメリットとしては、規約違反としてみなされた場合は突然ブログが削除されるリスクがあること。また、無料なので広告が表示される点です。

私の個人的な意見としては、ブログよりもホームページを持つことをお勧めしますが、
「いきなりホームページをつくるのはハードルが高い」
「まずは手軽に始めてみたい」
という方はブログからスタートしてみるのも良いと思います^^

さらに詳しくは後ほど「自宅サロンのブログ集客方法について」で解説しますね。

7、SNS(フェイスブック、インスタグラム、ツイッター)

SNSは無料で利用できて、拡散力があるのが特徴ですね。

SNSは無料で手軽に始められるので、活用するのは良いことですが、流行り廃りがあるので頼り切るのは危険です。

例えば、10年前はmixi(ミクシィ)がとても人気で流行っていましたね。サロンの集客をmixiでやっていた方もいらっしゃいますが、今はどうでしょうか。
次から次へと新しいSNSが出てきて、あっという間にユーザーが離れてしまいましたよね。

このようにSNSは流行っているときは良いのですが、どんなに人気で流行っていても、いつ無くなってもおかしくない危険性があります。

なので、集客のメインで活用するというより、サロンの雰囲気や施術者のことを知ってもらうツールとして活用していくのが良いですね^^

8、看板

自宅サロンや賃貸マンションなど、サロンを開く環境によりますが、看板を出せる環境があれば是非活用するべきです。

看板を出すことで、無料もしくは低コストで、サロン周辺にいる人にサロンの存在を知ってもらえるためです。

私がサロンをしていて感じることですが、看板をみていらっしゃるお客様は、あまり他のサロンを積極的に探したりしない・ご自身の直観を信じてサロンを選ぶ特徴があるように感じます。なので、リピーターやVIP客になりやすい傾向があります^^

9、紹介・口コミ

紹介でお客様が増えたら嬉しいですよね^^
紹介が増えない原因は、そもそも紹介をお願いしていないことが原因だったりします。

しかし、「どうやって紹介をお願いしたらいいのかわからない・・・」という方もいらっしゃいますよね。そういうときは、紹介カードをつくりましょう。

ここで大事なポイントがあります。
紹介カードを渡すときに、「安くなるので紹介してください」と伝えるのではなく、【紹介してほしい理由をあなたの想いと一緒に伝える】ことです。

そうすることで、あなたの想いに共感してくださったお客様が、お客様を呼んで来てくださいます^^

自宅サロンの5つのブログ集客法

ここからは先ほど触れました「自宅サロンのブログ集客方法」について、具体的にどのようにすべきか、お伝えします。ブログ集客方法で必要な要素は、主に以下の5つです。

  1. 質より量を書く
  2. サロンのこだわりやスタッフの人柄を伝える
  3. 問合せ方法を明記する
  4. ターゲットが興味を引くブログ記事を書く
  5. プッシュ型とプル型の広告を組み合わせる

1. 質より量を書く

まず「質より量を書く」こと。これはブログを始めるスタートダッシュ段階でのことですが、まず毎日投稿を継続することを重視してください。

より良い質のブログ記事を書こうとして、投稿頻度を減らすよりも、とにかく継続して書きましょう。集客できているサロンの特徴は、公開している情報量の多さ。ブログも書き続けていれば自然と質も上がっていきますので、まずは質よりも量を出していきましょう。

2. サロンのこだわりやスタッフの人柄を伝える

あなたが新しいサロンを利用する場合、「どんな人が施術するか」って気になりませんか? さらに自宅サロンとあっては、知らない方の家にいくわけですから周辺の情報や行き方、どんな内装になっているかわからないとやっぱり不安ですよね。

お客様に不安な気持ちがあると、とくに新規でサロンを利用してもらうことは難しくなってしまいます。そのような理由からも、集客できるサロンの特徴は情報の発信量が多いことだといえるでしょう。さまざまな情報を発信することで、宣伝をしながらお客様の不安も取り除けます。

施術者や施術場所の情報は重要なので、積極的に発信していきましょう。たとえばサロンで使っている商品のこだわりや、スタッフのパーソナルな情報(血液型や好きなことなども)なども伝えると親近感がわきやすくなりますよ。

3. 問合せ方法を明記する

チラシやブログ、ホームページなどの集客媒体を使う目的は「予約、問い合わせに繋げるため」。にもかかわらず、お客様が問合せしたいと思った時に、問い合わせ方法がわかりにくいサイトが多いなって感じることがあります。

お客様は興味を持ったその瞬間しか行動してくれません。問合せ方法がわかりづらいと、せっかく興味を持ったのに問合せをあきらめてしまうことも。なのでお客様がアクセスしやすいように、問合せの方法はわかりやすく表示しておきましょう。また問合せのステップも複雑にせず、できるだけシンプルにしておくことをオススメします。

4. ターゲットが興味を引くブログ記事を書く

どれだけたくさんのブログを投稿しても、お客様にとって「興味を引く内容」になっていないと、あなたのブログが読まれにくくなります。

なのでお客様視点でブログの内容を考えてみましょう。とくにあなたのサロンでの出来事や、施術したお客様の声などの情報を発信すると、自然とお客様目線の投稿となります。それでも内容が思いつかない時は、友人や家族などに聞いてみるのも参考になるでしょう。

5. プッシュ型とプル型の広告を組み合わせる

先ほど「集客媒体は大きく分けると2種類ある!」のところでも説明しましたが、広告にはプッシュ型とプル型の2種類があります。前述の通り「プッシュ型」と「プル型」の広告媒体には、それぞれ特徴があります。ですので、その特徴を活かし両方をうまく使い分けることが大事です。

たとえば、

プッシュ型の「チラシ」を活用→「ホームページ」や「ブログ」に誘導→予約や問い合わせにつなげる

といったようにプッシュ型・プル型をそれぞれを使い分けると相乗効果が期待できます。

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個人サロン・自宅サロンの客単価・価格設定のポイント

サロン経営において「集客」と同じぐらい重要なのが「価格設定」です。ここからは個人サロン・自宅サロンの客単価・価格設定のポイントについてお伝えします。マーケティングの世界では、「価格決めは経営である」ともいわれており、サロンを運営していくために重要なポイントです。

「業界的にはこのくらいの価格」という理由で安易に価格設定をしては危険です。あなたのサロンを安定的に運営できるような価格設定のポイントを、4つの失敗事例をもとに伝えていきますね。

【4つの失敗事例】

  1. お客様の立場になって価格を考える
  2. 受け取れる価格設定にしている
  3. 相場を目安にしている
  4. サービス内容から決めている

では1つずつ説明していきます。

 

1. お客様の立場になって価格を考える

実は私も開業したばかりの時に、この失敗をしていました。その結果、単価をあげられずに安い価格でサービスを提供していた時期があります。

今ならわかりますが、自分がお客様だった場合に自分のサービスがその値段で欲しいかどうかは、サービス提供において関係ないのです。

たとえば、痩せたいと思っている人にダイエット効果のあるサービスを提供すれば、お金を出しても手に入れたいと思いますよね。しかし痩せたいと思っていない人にダイエット効果があるサービスを提供しても、お金を出してまで欲しいものではないはずです。

このように同じサービスでも、人によって価値が違うので自分基準で価格を決めてしまうのはNGということ。つまり「自分がその値段で買う」=「お客様もその値段で買う」ではないということです。

自分基準や他人の意見でサロンメニュー価格を決めていたり、価格設定方法に迷ってしまっている人へアドバイス。まずは「自分が提供しているサービスは、一体誰のためのサービスなのか?」という視点で価格を見直してみてくださいね。

2. 自分が罪悪感を感じない価格設定にしてしまっている

お金のメンタルブロックがある方に多いのですが、自分が受け取れる価格設定にしているパターンですね。「お金をたくさんいただくことは悪いことなんじゃないか?」といった思い込みで、価格を安く設定してしまうケースが多いようです。

先ほどお伝えした「自分基準で価格を決めてしまう」にも似ていますね。

3. 相場を目安にしている

私がこれまで見てきた中で、このパターンもすごく多いですね。周辺エリアの価格をみて、同じくらいもしくはそれよりも安く設定してしまうパターンです。

大事なことは周りの価格に合わせたり、それよりも安くすることではなく、あなたのサロンの価値を伝えて、高単価でも「通いたい!」といわれるメニューをつくることです。そのためには、あなたのお客様の悩みを解決できるサービスを提供していきましょう^^

4. サービス内容から決めている

たとえば「90分の施術なので、1分100円だとして、9,000円」みたいな価格設定の仕方ですね。これも「相場を目安に価格設定をしている」に似ています。

【結論】サロン経営を成功させる正しい価格設定方法

先ほどの価格設定4つの失敗に共通しているのは、「価格が後づけ」ということです。つまり、サロン経営を成功させる正しい価格設定はこの逆で、価格を先につけること。わかりやすくいうと「売上目標から逆算して、価格を先に決めてからメニューの内容を構成する」のです。

たとえば目標を月商20万円とします。あなたのサロンが月20日間稼働すると、1日に1万円の売上で目標が達成しますよね。あなたのサロンが、1日2名のお客様に対応できるのであれば、価格は5,000円でも大丈夫です。

しかし20日間フル稼働し、1日2名の予約が必ずしも入るとは限りませんので、7〜8割は予約が入ると仮定します。20日間の7割は14日。14日間で売上を20万円つくるには、

20万 ÷ 14日 = 14,300円

1日あたり14,300円が必要になり、1日2名であれば7,150円という計算になります。なので7,000円~7,500円くらいの価格設定をすると、目標達成が具体的にみえてきますよね。そしてその値段に見合ったメニューを作ればいいのです。このように、目標から逆算して価格を設定しましょう。

サロンのメニュー設定の3つのポイント

「サロンメニューはあまり増やさない方がいいのか?」という点についていいますと「サロンメニューは増やしてもよい」です。ただし、やみくもにサロンメニューを増やしていいわけではなく、以下の3つの条件を満たしている場合に限ります。

  1. メニューを増やす目的が明確である
  2. お客様を迷わせない「見せ方」ができる
  3. お客様に提案する「カウンセリングスキル」がある

この3つの条件を満たさずにサロンのメニューを増やしてしまうと、以下のような問題が起こりかねません。

  • 何のサロンなのかわからない
  • あなたが来てほしいお客様(ターゲット)に来てもらえなくなる
  • メニューが多すぎるとお客様も迷う
  • 提案する側も迷う

では3つの条件を具体的に解説していきます^^

 

1. メニューを増やす目的が明確である

サロンメニューを増やす大前提は、「サロンメニューを増やす目的が明確になっている」ことです。サロンオーナーさんによくある失敗パターンの1つは、「足りないから増やす」という思考。

これは「リピート率が低いのはお客様が満足していないから」と思い込んで、サロンメニューを増やしてしまうことです。これでは目的がないので、サロンメニューを増やしたところでそれを活かすことができないでしょう。

2. お客様を迷わせない「見せ方」ができる

メニューがたくさんあると、お客様は喜ぶどころかどれを選んでいいか迷ってしまいます。サロンのメニュー作りで大事なことは、「どんな悩みの人がどのサロンメニューを選んだらいいのか」を明確にしておくこと。

そのうえでこちらがプロとしてお客様のために適切なメニューに誘導してあげることです。なので、お客様を迷わせない「見せ方」ができることが、サロンメニューを増やすうえで重要なことです。

3. お客様に提案する「カウンセリングスキル」がある

せっかくサロンメニューを増やしたとしても、お客様に選んでもらえなければ意味がないですよね。そのために必要なのが「カウンセリングスキル」です。お客様が現状で困っていることを聞き出し、それに対応するサロンメニューを提案しましょう。

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【成功例】自宅サロン集客成功事例

さて、最後に私の講座を受けたコンサル生2名の、自宅サロンの成功事例をご紹介します。これは、結果を保証するものではなく効果には個人差がありますが、ぜひ参考としてお読みください^^

プラチナサロン講座受講生:土井佳美様

バザルトストーン(R)妊活・体質改善サロン&スクールを経営されている土井さんです。土井さんは私のコンサルを受けることで、サロンコースが売れるようになって売上が3倍になり、やりたいことにお金を使えるようになったそうです。

以下が土井さんのインタビュー。

Q1:なぜ、愛原菜々のコンサルを受講しようと思いましたか?

土井さん:菜々さんのブログを読みメルマガを読んで、身近な悩みにこたえてもらえると思ったので、受講を決めました。

他のコンサルタントのブログもみていましたが、菜々さんほど内容が充実して発信している人はいなかったので、コンサルを受けるなら菜々さんが良いと思っていました。

Q2:コンサル受講前は、どのようなことで悩んでいましたか?

土井さん:
「集客方法がわからない」
「メニューの作り方や値段の付け方がわからない」
「値上げしたいと思っていても、そのタイミングがわからない」
「コースをつくった方がいいとわかっていても、作り方やご提案の仕方がわからない」

とにかくわからないことだらけでした。

Q3:具体的にどんな効果がありましたか?また、他のサービスと比べてどの点がよかったですか?

土井さん:コンサルを受ける前は、単発(都度払い)しかやっておらず、リピートしていただくために次回割引をしていて、リピートが安定しない・売上が作れない状態でした。コンサルを受けてから、カウンセリングトークができるようになり、5~10万円のコースをお客様に提案できるようになりました。そのような経験を通して、自分自身の成長を実感できました。

また、コースをご提案する前は「コースが売れたら翌月、翌々月の売上がないのではないか?」という不安がありました。しかし実際にやってみると、コース販売をするようになったことでまとまったお金が入ってくるようになり、自分がやりたい事や学びにお金を使えるようになりました。気持ちが楽になって、やりたいことがやれるようになったのが大きな変化です。

コンサルを受ける前はインスタグラムの活用方法がわからない状態でしたが、インスタグラムの活用方法を学んでインスタグラムから集客できるようになりました。

Q4:他のコンサルやセミナーと比較してどの点がよかったですか?

土井さん:他のコンサルは受けたことがないのでわからないのですが、愛原さんの講座は動画で学習できるので、いつでも自分の好きなタイミングで見ることができ、何度も復習できるのが良かったです。また、カウンセリングトークの細かないい回しや、やり方を教えてもらえたのがすごく良かったです。

Q5:愛原菜々のコンサルを受講していなかったら、今頃どうなっていましたか?

土井さん:コースが作れない・提案の仕方もわからない・新規のお客様も来ない・インスタもわからないまま更新して、売上も上がらないまま、ただ疲れちゃっていたと思います。

Q6:どんな方にお勧めしたいですか?迷っている方へ一言。

土井さん:集客に悩んでいる人、SNSの使い方が難しいと思っている人、リピート客がつかない人、「なんでリピートに繋がらないんだろう」と悩んでいる人は絶対に受けた方がいいです。

プラチナサロン講座受講生:叶瑜様(自宅サロン)

神奈川県でエステサロンを経営されている叶さんです。叶さんは私のコンサルを受けることで、高単価でリピートされる仕組みを作り、週4日営業で毎月100万円を安定してつくれるようになりました。

以下は叶さんのインタビューです。

Q1:コンサル受講前は、どのようなことで悩んでいましたか?

叶さん:単価を上げたいけど上げ方がわかりませんでした。お店を移転するタイミングだったので、そこでの新たな集客方法を知りたいと思っていました。

Q2:なぜ、愛原菜々のコンサルを受講しようと思いましたか?

叶さん:メルマガを読んで内容がわかりやすかったのと、高単価でリピートされる仕組みを作りたかったので選びました。

Q3:具体的にどんな効果がありましたか?また、他のサービスと比べてどの点がよかったですか?

叶さん:単価10,000円~15,000円の状態から、単価27,000円に上げることができました。また、コンサル前はコース販売も10万円以下だったのが、25万円のコースが売れるようになりました。4ヶ月間の合計売上500万円を達成しました。

コンサルを受ける前は、毎日朝から晩までサロンワークしていた状態から、週4日の稼働で安定して毎月100万円を売り上げるようになったんです。

Q4:他のコンサルやセミナーと比較してどの点がよかったですか?

叶さん:先生が実際にサロンを経営している方なので、アドバイスが具体的でわかりやすく、すぐに実践できる内容だったのがよかったです。

Q5:愛原菜々のコンサルを受講していなかったら、今頃どうなっていましたか?

叶さん:毎日忙しくて休みもとれず、カラダがボロボロの状態だったと思います。プライベートの時間も作れなかったでしょう。

Q6:どんな方にお勧めしたいですか?迷っている方へ一言。

叶さん:集客方法がわからない・プライベートの時間がほしい・人生をもっと楽しくしたい人は、絶対に受けた方がいいです。

サロン集客まとめ

本記事にて、サロン集客についてお伝えしてきました。あらためて、大事なポイントを下記にまとめます。

【本記事のポイント】

  1. 自宅サロンのブログ集客方法には5つのポイントがあり、プッシュ型とプル型の広告媒体をうまく活用するとよいでしょう
  2. 自宅サロンの客単価・価格設定のポイントは「価格は欲しい売上から逆算して考える」ということ!
  3. サロンのメニュー設定のポイントは、「目的が明確」「お客様を迷わせない」「提案できるカウンセリング」の3点

 

サロン集客に必要なのは、お客様の立場になってサロン運営をしていくことです。それは情報提供やサロンメニューの価格設定、サロンメニューなど、方法はさまざま。業界の常識にとらわれず、理想とするお客様に満足してもらうためにサロンを運営していきましょう。

本ブログでは、今後もこのような自宅サロン集客に関する役立つ情報をお届けして、自宅サロン経営者のあなたを支援していきます^^

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目次
  1. 集客するにはまだ早い!?サロン集客する前にやるべきこと
    1. 「4種類のお客様」と「繁盛サロン」のたった1つの共通点
    2. これだけやればサロンの売上はあがる!4つの要素とは!?
  2. 【最短】でサロン経営を成功させる秘訣とは!?
  3.  集客媒体は大きく分けると2種類ある!
    1. プッシュ型
    2. プル型
    3. サロン集客に効果的な集客媒体とは?
  4. サロンの売上を上げる具体的な9つの集客方法
    1. 1、 ホームページ
    2. 2、チラシ(新聞折り込み)
    3. 3、チラシ(ポスティング)
    4. 4、地域誌・フリーペーパー
    5. 5、クーポンサイト
    6. 6、ブログ
    7. 7、SNS(フェイスブック、インスタグラム、ツイッター)
    8. 8、看板
    9. 9、紹介・口コミ
  5. 自宅サロンの5つのブログ集客法
    1. 1. 質より量を書く
    2. 2. サロンのこだわりやスタッフの人柄を伝える
    3. 3. 問合せ方法を明記する
    4. 4. ターゲットが興味を引くブログ記事を書く
    5. 5. プッシュ型とプル型の広告を組み合わせる
  6. 個人サロン・自宅サロンの客単価・価格設定のポイント
    1. 1. お客様の立場になって価格を考える
    2. 2. 自分が罪悪感を感じない価格設定にしてしまっている
    3. 3. 相場を目安にしている
    4. 4. サービス内容から決めている
    5. 【結論】サロン経営を成功させる正しい価格設定方法
  7. サロンのメニュー設定の3つのポイント
    1. 1. メニューを増やす目的が明確である
    2. 2. お客様を迷わせない「見せ方」ができる
    3. 3. お客様に提案する「カウンセリングスキル」がある
  8. 【成功例】自宅サロン集客成功事例
    1. プラチナサロン講座受講生:土井佳美様
    2. プラチナサロン講座受講生:叶瑜様(自宅サロン)
  9. サロン集客まとめ