こんにちは、サロン経営コンサルタントの愛原菜々です!
先日、こんなご質問をいただきました。
「単価が低くても、売上を上げる方法はありますか?」
今回は頂いたご質問に回答しながら、サロンの料金設定の考え方についてお伝えしていきたいと思います!
客単価を上げたいけれど、抵抗がある・・・
「単価が低くても、売上を上げる方法はありますか?」
あなたはこの質問に対して、どんな答えを出しますか??^^
このような質問をする裏側には、以下のような心理があるのではないかと思います。
「単価を上げることに抵抗がある」
「お客様から高いお金をいただくことは申し訳ないことだ」
「なるべくお客様に負担なく、サービスを提供したい」
このような気持ちがあるのではないかなと思います。
実は、過去の私がそうだったので、気持ちはとてもよくわかります。
その上で、質問に回答していきます。
「単価が低くても、売上を上げる方法はありますか?」
結論からいうと、答えは・・・
単価が低くても、売上を上げる方法はあります。
ただし、戦略が必要です。
超基本!サロンの「売上の公式」
サロンの売上の公式はとてもシンプルです。
【売上の公式】
単価 × 人数 = 売上
です。
例えば、1人あたり客単価が1万円で、1日3人施術をして、月20日営業する場合、以下の式になりますね。
1万円×(3人×20日)=60万円
つまり、売上を上げるには、
1、単価を上げる
2、みれる人数を増やす
この2つが必要になります。
顧客単価が低くても、売上を上げる方法はある?
「単価が低くても売上を上げる方法はありますか?」
というご質問は、
1、単価を上げる
この選択を選べないということなので、売上を上げるには、
2、みれる人数を増やす
戦略しかとれないということです。
では、みれる人数を増やすには、どうしたら良いでしょうか??
これは一例ですが、
- 施術時間を短くする
- スタッフを採用する
- マシーン等を導入して一度に複数人対応できるようにする
といった戦略を考える必要があります。
さらに、「人数をとる」ということは、それなりに集客できる好立地な場所にお店を構えることも考えなければなりません。
好立地ということは、賃料もそれなりの金額であることが容易に想像がつきますね。
そして、さらに人数を集めるための集客にかかる広告宣伝費も必要となります。
このように、単価が低くても売上を上げるための戦略を考えると、資金力が企業ほどない個人サロンにとってはかなりハードルが高いということに気付くかと思います。
なので、結論。
単価が低くても、売上を上げる方法はなくはないが、戦略が必要です。戦略を考えると、個人サロンにはハードルが高い、ということが言えます。
サロンの単価・料金に対する重要な考え方
とても当たり前なことですが、経営は利益がなければ、続けていくことができません。
どんなに
「お客様の役に立ちたい」
「なるべくお客様に負担なく、サービスを提供したい」
と思っても、利益がなければ、ボランティアじゃない限りサロンは続けていけません。
私はこのことに気付いたときに、
「単価を上げてでもサロンの利益をちゃんと上げて、お客様のためにサービスを提供できるサロンを作ろう!」
と思うようになりました。
なぜなら、【サロンを存続させることこそがお客様のため】だからです。
単価を上げることを決断して、他のサロンよりも値段が高くてもお客様から選ばれるサロンを作ることが、個人サロン成功に不可欠です。
あなたのサロン経営のお役に立てたら嬉しいです^^
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