今回は、モチベーションが上がらない3つの原因と対処法についてお伝えしていきます。
よく「モチベーションが上がらないんです」「やる気がでないんです」とおっしゃる方もいらっしゃいますよね。
そもそも、モチベーションってどういう意味なのでしょうか?モチベーションには、このような意味があります。
- やる気
- 意欲
- 動機
モチベーションが上がらない、やる気が出ないって「根性が足りない」からじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違います!
(たまに、コンサルタントの方でモチベーションはビジネスに関係ありません、根性が大事です!という方もいらっしゃるんですけれども…違います!)
「モチベーションが上がらないんです」「やる気がでないんです」という原因は「根性がないから」ではありません。
根性がなくても、モチベーションは、維持できますし、自分でコントロールできます。
モチベーションを保てない3つの原因、その対処方法ついてお伝えしていきますので、ぜひモチベーションをコントロールできる自分を手に入れましょう!
動画でご覧になりたい方はこちらから (10分29秒の動画です)
【原因1】行動目標が高すぎる
ひとつめの原因は「行動目標が高すぎる」です。
これ、ダイエットに例えるとわかりやすいので、お伝えしていきますね。
たとえば、
「運動もしていない、食事制限もしていない、好きな時に好きなものを食べている生活を送っていた方」がいらっしゃったとします。
そんな方が、ダイエットのためにこんな行動目標を立てたとしましょう。
「明日から筋トレやります!」
「スクワット毎日200回!」
「ランニング毎日2キロ走ります!」
「炭水化物も完全に抜きます!」
と、いきなりすごいハードルの高い行動目標を設定したらどうでしょうか?
これ…どう考えても続けられないですよね。
すごくハードルの高い行動目標を設定したことによって、続けられないと、自分には根性がないんだと自信を無くしたり、モチベーションが続かないんだと思ってしまうんですね。
「行動目標が高すぎる」ために、モチベーションを維持できていないというのが、原因のひとつとしてあります。
対処法:行動目標を「続けられるもの」に変える
行動目標を「続けられるもの」に変えることで対処ができます。
ダイエットであれば、こういった行動だったらどうでしょう。続けられそうですよね?
- 食事の時は、野菜から食べる
- シャワーを浴びるだけだったけど、ちゃんと湯船につかる
- 寝る前にストレッチをする
こういった「日常生活に取り入れられる、続けられる行動をひとつ追加する」といった行動設定をするといいです。ちょっとづつ、できることから設定してあげることが大事。
サロンに例えると、
「集客のために、Facebookやって、インスタもやって、ブログもやって、チラシもやって、クーポンサイトも、なにもかも全部やる!」
ではなくて、
「1日1記事、ブログをアップする」
これなら続けられそうだな、という行動を行動目標に設定することがポイントです。
行動目標は「続けられること」からゆる~く設定する!♪モチベーションを保てる秘訣になります!
【原因2】目標が決まっていない
ふたつめの原因は「目標が決まっていない」ことです。これは、マラソンに例えると、ゴールがない状態。
スタートラインに立って「よーいドン!」とスタートしたけれど「ゴールは決まってません!」といわれたらどうですかね?
いったい、どこに向かって走っていけばいいかわかりませんよね。
経営でも、まったく同じことが言えます。
明確なゴールがなければ、なにをどう行動すればいいか見えてこないので、このようになるんです。
- 行動できない
- 行動する理由・動機がない
- 動機がないので動けない
サロン経営やビジネスでいうと、ゴールは目標ですね。
ここでいう「目標」は、具体的な売り上げ目標もそうなんですが「自分が、ビジネスを通して、お客様にどんな価値を提供したいのか?どんな風にお客様の役に立ちたいのか?」という自分の使命も入ります。
つまり「自分の使命」を持つと、行動する理由になるんです。
対処法:目標を持つ
モチベーションが上がらない原因のふたつめ「目標がきまっていない」に対処する方法は「目標を持つこと!」
ぜひ、売り上げなどの目標もそうですが、自分の使命も明確につくっていってもらえたらなと思います。
目標が決まっていなかったら「やるべきこと」が見えてこないので、まずは、「目標」を決めるということをしてみてくださいね。
【原因3】自分をうまくコントロールできていない
これ、ものすごく多いです!
これができているのと、できていないのでは、かなり変わってきます。自分の人生が左右されるともいってもいいくらいです!
大学を卒業して新卒ときに、内装の法人飛び込み営業をやっていたんですけれども、その当時、営業部のスパルタ上司に言われた言葉があるんです。
この言葉、すごく記憶に残っているので、ご紹介したいと思います。
「人生はゲームと同じ。自分という主人公を動かすコントローラーを自分で動かすんだよ」
これはどういうことかというと「自分というキャラクターの主人公がいて、それを動かすコントローラーを持っているのは自分」ということです。
自分のコントローラーを自分で使いこなしていくことで、自分をうまく動かしていくイメージですね。
これが、できているのかいないのかで成長のスピードが全然違います!
そして、成功している人は、自分をコントロールすることが物凄くうまいです!!
では、自分をコントロールするにはどうすればいいのか?という方法もお伝えします。
答えは超シンプルなんです!
対処法:ポジティブトリガーを持つ
自分をコントロールする方法は「ポジティブトリガーを持つ」こと!
ポジティブトリガーとは?
- トリガーとは心理学の言葉で「引き金」の意味
- ポジティブトリガーとは、ある「引き金」を引くと「やる気」がでるアクションのこと
有名な話ですが、フィギュアスケートの羽生結弦選手は、試合に入る前に、必ず「勝負曲」を聞くといわれています。
自分の状態が良くなる音楽を聴くことで、集中力を高め、自分の良い状態を作っていくことが、羽生結弦選手にとっての「ポジティブトリガー」というわけです。
自分をコントロールするためには、ポジティブトリガーを持つことが大事なポイントになります。
ではなぜ、ポジティブトリガーを持っているといいのでしょうか?
この理由は明確で、簡単言うと「やる気スイッチ」ですよね。
つまり「ポジティブトリガー」を持つことで「スイッチを押したら動く」という、スイッチを持っておけることなんです。
「この曲を聞いたら行動する」というような、自分なりの「やる気スイッチ」を持っておくことで、やる気が下がっているときでも行動できるようになります!
いつでもモチベーションをたもった、良い状態だったらいいと思うんですが「思い通りに行かなかった」「嫌なことがあってやる気が出ない」など、必ずしもやる気があるとは限りませんよね。
人間なので、だれでもあると思うんですよね。
そういうときでも、「ポジティブトリガー」=「やる気スイッチ」を持っていれば、行動できるようになるんです。
なので、ぜひ皆さんにもこのポジティブトリガーを持ってみてくださいね。
ちなみに「ポジティブトリガー」はひとつじゃなくて、たくさんあると良いですよ。
これは、私のポジティブトリガーの具体例なんです。
- 経営の師匠の動画をみる
- 本を読む(ビジネス書、自己啓発本、漫画など様々)
- セミナーに行って、インプットをする
- 売れている人のYouTube見る
- 自然の中に行くと体の状態が良くなるので、ドライブをする
- 趣味でダイビングをしているので、海に行く などなど
私はこのように、自分を良い状態に持っていくポジティブトリガーをいくつか持っています。
「モチベーションが下がっているな」「やる気が中々でないな」というときでも、ちゃんと、そこから復活するための「やる気スイッチ」を押すことで、いい状態に持っていくことができます。
こうすると「やる気が出ないという状態が続いてしまう」「ずっと行動ができない」ということがなくなりますよ。
ぜひ、自分の「気分」や「やる気」が上がる行動をたくさん見つけてみましょう!必ずあると思うので、リストアップして見つけてみてください!
ポジティブトリガーを持って、自分という「主人公」を上手くコントロールできるようになりましょう!
自分をコントロールできるようになると、成長スピードが物凄く上がりますので、ぜひ、やってみてくださいね!