サロン経営で多くの人が間違える「次の一手」|売上を伸ばす正しい考え方

前回は、『年末コレやるだけで、来年飛躍します』というテーマでお伝えしました。
前回の内容を簡単にまとめると、感情ではなく、数字(事実)ベースで1年を振り返ることが大切、というお話をしました。

もし今、
・数字は一応書き出してみた
・でも、ここから何をすればいいのか分からない
・結局また「来年はもっと頑張ろう」で終わりそう

そんな状態なら、今日の内容をぜひ最後まで読んでみてくださいね^^

目次

サロン経営を改善するカギは「全部やらない」こと

「数字の振り返り」を来年の行動につなげるコツは、“闇雲に全部頑張る”のではなく、「どこを整えるか」を1つだけ決めることです。「1つだけ」です。

ここであなたに質問です。

ボーリングってやったことありますか?
はい、あのボールを投げて10本のピンを倒すアレです。

全部のピンを倒そうと思ったら、あなたはどこを狙いますか?

センターピン(真ん中)ですよね?

なぜセンターピン(真ん中)を狙いますか?真ん中を狙えば、全部のピンが倒れる確率が高いからですよね?当たり前のことですが、これと同じことを経営でできていない人がほとんどです。

サロン集客・売上アップも「一点集中」が基本

経営でも同じことをやります。多くの人が数字を見ると、「全部足りない気がする」「もっと集客も、SNSも頑張って、メニューも充実させて…」と、やることを増やしてしまいます。でもそれでは、来年も成果の出ないことに時間とお金と労力を使うだけで、売上は一向に上がりません。

これはまさに、ボーリングの10本のピンを1本ずつ倒そうとしているのと同じ行為です。数字は「頑張る量を増やすため」ではなく、やるべきことを一点集中に絞るために見るものです。

数字から見える「本当に整えるべきポイント」

例えば、こんなケースです。
・新規は来ているのに、売上が伸びない → それは「集客不足」ではなく、リピートのご提案方法の見直しが必要かもしれません。
・お客様の人数はそこそこいる → それなら、客単価を上げる余地があるかもしれません。
・売上が目標値に達している月がある → その月に何をしていたのかを再現するのが近道です。

このように、数字を見たら必ず自分に聞いてほしいのは、

「来年、サロン経営を改善するために、1点集中するとしたら“ここだけ”はどこ?」

という問いです。1つで十分です。

来年のサロン経営をシンプルにする考え方

数字の振り返りを来年の具体的な行動につなげるには、
・全部やろうとしない
・一番影響が大きい1点に絞る

これが何より大切です。それが決まれば、来年の行動は自然とシンプルになります。あなたのサロン経営のセンターピン(狙うべきところ)は、なんでしょう?ぜひ、考えてみてくださいね^^

今日の内容が、あなたのサロン経営のお役に立てたら嬉しく思います★

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