「整体院 集客 方法」と検索すると、SEOやSNS、広告などさまざまな手法が出てきます。でも、いろいろ試しているのに売上がなかなか安定しない……そんな悩みを抱えていませんか?
多くの整体院が集客でつまずく原因は手法の数ではなく、設計の問題にあります。新規ばかりを追いかけてリピートの仕組みが整っていない、どの層に向けた施策なのかが曖昧なまま動いている、そういった状態では、何をやっても集客は成功しないでしょう。
本記事では、整体院の集客を「新規・リピート・休眠」の3つに整理して、それぞれに必要な考え方と施策をまとめています。自院のどこに穴があるかを確認しながら、読み進めてみてください。
なぜ整体院は集客に悩むのか?
整体院の集客がうまくいかないとき、多くの場合は施策の量や予算の問題ではありません。根本的な設計の部分に見直すべき原因が隠れていることがほとんどです。
ターゲットが曖昧になっている
「肩こり・腰痛・骨盤矯正・猫背矯正、美容整体など、幅広く対応しています」という打ち出し方では、検索しているお客さまの目に留まりにくいのが現実です。
たとえば産後の腰痛に悩んでいる女性が整体院を探しているとき、なんでも対応している院より「産後の腰痛・骨盤ケア専門」と明記している院のほうが断然選ばれやすくなります。
ターゲットを絞ると届く人数が減るように感じるかもしれませんが、「自分のためのお店だ」と思ってもらえる確率が上がり、問い合わせや予約の質はぐっと高まります。
顧客を分類せずに施策を打っている
整体院のお客さまは大きく「新規・リピーター・休眠」の3つのグループに分けることができます。ところが多くの院では、この3グループを区別しないまま同じ施策を打ち続けてしまっています。
まず自院の現状を振り返ってみてください。新規が来ないのか、リピートされないのか、いつの間にか足が遠のいているお客さまが多いのか…
どこに課題があるかによって、取るべき対策はまったく変わります。例えば、新規獲得に力を入れながらリピート設計がゼロでは、いくら集客してもなかなか売上は安定しません。この3グループを意識することが、集客設計のスタートラインです。
技術力と集客設計が結びついていない
集客と施術の質は、切り離して考えることができません。「この院なら改善できそう」と期待して来院された新規のお客さまが、施術後に「なんか思ってたのと違う…」と感じればその時点でリピートにはつながりません。
整体は、痛みや不調の改善という目に見えにくい価値を提供するお仕事です。だからこそ「来てよかった!」と体で実感していただけるかどうかが、次回予約に直結します。集客施策を強化する前に、お客さまが「また来たい」と感じてもらえる施術品質と接客が整っているか、まず振り返ってみることをおすすめします。
整体院の集客を安定させるための基本設計
集客を安定させるには、闇雲に広告費を増やすよりも、お客さまを3つのグループに分けて現状を把握し、コストの低い施策から優先的に取り組むことが大切です。
顧客を「新規・既存・休眠」に分けて考える
まず確認していただきたいのが、以下の3つの数字です。
- 月間の新規来院数
- リピート率
- 休眠顧客数
これらを把握するだけで、自院の集客のどこに穴があるかが見えてきます。新規は来るのに定着しないならリピート設計の見直しが必要ですし、既存のお客さまは安定しているのに新規が少ないなら認知経路の強化が課題です。
また、いつの間にかぱったり来なくなった休眠顧客が多い場合は、再接触のきっかけをつくる仕組みがまだ整っていないサインかもしれません。
「なんとなく最近予約が少ない気がする」という感覚論から抜け出して、数字ベースで課題を整理することが、的外れな施策への出費を防ぐことにもつながります。
施策に優先順位をつけ無駄なコストを抑える
集客にかかるコストは、リピーターの維持がもっとも低く、次いで休眠顧客への再アプローチ、そして新規獲得の順に高くなっていきます。
すでに信頼関係のあるお客さまへの働きかけほど、コストが少なく済むのは自然なことですが、多くの院が新規広告に予算を集中させてしまいがちです。
まずは既存・休眠層への施策を整えてから新規獲得に投資するという順序を意識するだけで、限られた予算でも集客の費用対効果は改善しやすくなりますよ。
新規顧客を獲得するための施策
新規顧客を獲得するための施策を一覧化しました。
| 施策名 | 主な目的 | できること |
| ホームページ・オウンドメディアのSEO対策 | 検索流入の増加(認知拡大) | 「地域名+症状」検索からの集客、専門性の訴求 |
| Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイプロフィール) | 地図検索からの来院促進 | 口コミ強化、写真更新、地域検索での露出向上 |
| Web広告(Google広告・SNS広告) | 即効性のある集客 | 特定エリア・ターゲット層への広告配信 |
| ポータルサイトへの登録 | 集客導線の追加 | 比較検討層への接触、短期的な新規獲得 |
| SNS運用(認知拡大目的) | 認知拡大・ブランディング | 院の雰囲気発信、症例紹介、フォロワー獲得 |
| YouTubeによる専門性発信 | 信頼構築・専門性の可視化 | 症状解説動画の配信、セルフケア指導 |
| 看板・店頭ボード | 通行人への認知拡大 | 症状特化の訴求、院の存在を生活動線に浸透させ |
| チラシ・新聞折込 | 商圏内への認知拡大 | 特定エリアへの情報配布、初回来院のきっかけづくり |
| 地域イベント参加 | 体験接点の創出 | 施術体験、直接コミュニケーションによる信頼形成 |
| 紹介制度の設計 | 信頼経由の新規獲得 | 既存顧客からの紹介促進、紹介特典の仕組み化 |
ホームページ・オウンドメディアのSEO対策
整体院を探す方の多くは、まずネットで検索して情報を集めてから来院を決めます。そのため、検索結果に表示されるホームページの存在は、認知と信頼の両方を支える土台といえます。
大切なのは、お客さまがどんなキーワードで検索するかを事前に調べて、そのニーズに合ったコンテンツを用意することです。施術ごとの料金や、駐車場・キッズスペース・土日営業・Web予約といった利便性を左右する情報をわかりやすく掲載しておくと、来院のハードルが下がります。
情報が古いまま放置されていたり、スマートフォンで見にくいレイアウトになっていたりすると、せっかく訪れた人が離脱してしまうので定期的な更新・修正を行いお客さまがスムーズに見られるように作りこみましょう。
- 広告費をかけずに中長期で集客を安定させたい院
- 院長の施術方針をじっくり伝えたい院
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイプロフィール)
「地域名+整体」で検索したとき、地図上に表示される情報がGoogleマイプロフィールです。来院意欲がすでに高い状態のユーザーに直接アプローチできるため、地域密着型の整体院にとっては欠かせない集客手段のひとつです。
写真は定期的に更新し、院内の雰囲気や施術スペースをしっかり伝えましょう。口コミは自然に集まるのを待つのではなく、来院後に一声かけるなど積極的に獲得する仕組みをつくることが大切です。
登録しただけで放置している院は多いですが、情報が薄いままでは競合に埋もれてしまうので効果的に使いましょう。
- 地域密着型の院
- 徒歩圏・車圏内のお客さまを増やしたい院
Web広告(Google広告・SNS広告)
新規のお客さまを短期間で増やしたい場合、Web広告はもっとも即効性の高い手段です。
広告の内容と遷移先のページを一致させることが、問い合わせ獲得の基本です。例えば広告で「産後骨盤矯正 初回2,980円」と訴求しているのに、遷移先がトップページで産後の説明が一切ないというのは典型的な失敗パターンといえるでしょう。
ターゲット設定が広すぎると費用だけがかさんで成果につながりにくくなります。また、広告費をかけっぱなしにせず、1件あたりの獲得コスト(CPA)を定期的に確認して改善を重ねることも重要です。
- 新規数を早めに伸ばしたい院
- ある程度の広告予算を確保できる院
ポータルサイトへの登録
ホットペッパーなどのポータルサイトは、複数の整体院を比較しながら検討しているユーザーが多く集まる場所です。
掲載するだけで満足してしまう院が多いですが、写真や紹介文で他院との違いをしっかり打ち出すことが大切です。口コミを増やしたい場合は、来院後に口コミ依頼カードをお渡しして、「正直な感想を書いてもらえれば大丈夫です」と一言添えると心理的な壁を下げられるでしょう。
また、価格だけで勝負すると消耗戦になるため、専門性や強みで差別化することを意識しましょう。ポータル経由のお客さまを自院サイトやLINEへとつなぐ導線も、合わせて整えておくことをおすすめします。
- 開業したばかりで認知度がまだ低い院
- 短期間で集客体制を強化したい院
SNS運用(認知拡大目的)
SNSは、院の雰囲気や院長の人柄を来院前に知ってもらえる場として機能します。初めての整体院に行くことへの不安を和らげる効果があり、認知から来院への橋渡しとして活用できます。
投稿内容はターゲットの悩みや症状に特化した内容に絞り、継続して発信しましょう。
投稿の方向性がバラバラだったり、途中で更新が止まってしまったりすると、かえって信頼を損ねかねません。フォロワー数を増やすことだけを目的に闇雲にいいねを押し続けるのも、逆効果になる場合があるので注意が必要です。
- 姿勢改善や美容整体など視覚的に変化を伝えやすいメニューを持つ院
- 院長自身が顔出しで発信することに抵抗がない院
YouTubeによる専門性発信
動画は文章や写真よりも情報量が多く、「この先生なら信頼できそう」という感覚を届けやすいメディアです。
特定の症状や悩みに特化した動画を継続的に発信することで、その分野の専門家としてのポジションを少しずつ築けます。
一方、内容を絞らずに広いテーマで発信してしまうと、チャンネルの方向性がぼやけて視聴者に刺さりにくくなります。また、撮影クオリティにこだわりすぎて更新が止まってしまうのも本末転倒です。まずは短くわかりやすい構成で、定期的に投稿を続けることを優先しましょう。
- 専門分野が明確で、長期的に院のブランドを育てていきたい院
- 情報発信に前向きな院
看板・店頭ボード
整体院は、基本的に来院できる範囲が限られた商圏型のビジネスです。そのため、日常的に院の前を通る地域の方々に「何の院か」「どんな悩みに対応しているか」を瞬時に伝えられる看板や店頭ボードは、地味ながら重要な集客手段です。
「腰痛・肩こり専門」「産後の骨盤ケアはお任せください」のように症状と対象者を具体的に示すことで、通りすがりの方の目に留まりやすくなります。
- 住宅地や商店街など通行量のある立地の院
- 地域密着型の集客を強化したい院
チラシ・新聞折込
特定のエリアに絞って認知を広げたいときに有効なのが、チラシや新聞折込です。ネットをあまり使わない高齢層や、地域に根ざした生活をしている人々へのアプローチとして、今でも一定の効果があります。
「腰や膝が気になる方へ」のように症状を絞った訴求にすることで、読んだ方が「自分のことだ」と感じやすくなります。初回来院のハードルを下げるクーポンを添えるのも効果的です。
一方で、商圏を無視して広範囲に大量配布したり、価格の安さだけを前面に出したりすると費用対効果が下がります。配布後の反応を記録して効果測定する習慣をつけることも、改善を続けるうえで意識していくとよいでしょう。
- 開業初期の院
- シニア層が多い商圏の院
地域イベント参加
マルシェや健康フェアなど地域のイベントへの参加は、実際に顔を見て話せる場として信頼を築きやすい機会です。
オンラインの情報だけでは伝わりにくい施術の雰囲気や院長の人柄を、短時間で体感してもらえる点が大きな強みです。簡単な無料ストレッチ体験や姿勢チェックなど、その場で「来て良かった」と感じてもらえる体験を用意しておくと効果的です。興味を持ってくださった方をその場で次回予約や LINE登録につなげる導線を事前に設計しておきましょう。
- 地域コミュニティとのつながりがある院
- 院長自身が対面でのコミュニケーションを得意としている院
紹介制度の設計
「知人に勧められた」という状態で来院される方は、初回から安心感を持ってくださることが多く、その後リピートにつながりやすい傾向があります。
紹介を増やすには、「良かったら誰かに教えてください」と口頭でお願いするだけでは不十分です。紹介カードを用意する、紹介した方・された方の双方に特典を設けるなど、仕組みとして整えることが大切です。
また、そもそも紹介が生まれるのは顧客満足度が高いからこそです。制度を整える前に、「この院を誰かにすすめたい!」と思ってもらえる施術と接客が土台にあることを忘れないようにしましょう。
- リピート率がある程度安定している地域密着型の院
リピート率を高める施策
リピート率を高めるための施策を一覧化しました。
| 施策名 | 主な目的 | できること |
| LINE公式アカウントの活用 | 来院後の接点維持 | 来院後フォロー、予約リマインド、キャンペーン告知 |
| メール配信・ステップ配信 | 関係性の継続 | 定期情報配信、教育コンテンツ提供 |
| 会員制度・継続特典の設計 | 継続来院の動機づけ | 回数券特典、会員価格、優先予約、リピート割引などの仕組み化 |
| 予約導線の最適化(次回予約の仕組み) | 次回来院率の向上 | 来院時次回予約の仕組み化、オンライン予約導入 |
LINE公式アカウントの活用
来院後のお客さまとの接点を維持するうえで、LINE公式アカウントはとても使いやすいツールです。日本国内での利用率が高く、メールよりも開封されやすいため、再来院のきっかけづくりに向いています。
来院直後に登録を促し、症状や来院周期に合わせた情報を届けることで、「そろそろ行こうかな」と思ってもらいやすくなります。配信内容は宣伝だけにならないよう、自宅でできるストレッチ解説や来院後のセルフケア動画なども取り入れると、お客さまにとって受け取る価値のあるアカウントになります。
配信が多すぎるとブロックされる可能性もあるので、頻度と内容のバランスを重視しましょう。
- 一定の来院周期がある院
- お客さまとの関係性を大切にしている院
メール配信・ステップ配信
ステップ配信とは、登録後に設定した内容が自動で順番に届く仕組みのことです。来院後のフォローや施術に関する情報提供を自動化できるため、院長の手間をかけずに継続的な接点を作れます。ただし、メールアドレスの登録に抵抗を感じる方も少なくないため、LINEを使っていない人向けの補助的な手段として位置づけるのが現実的でしょう。
配信内容は長文にならないよう簡潔にまとめ、セルフケアの方法や症状が改善するまでのプロセスなど、読む側にとって役立つ情報を中心に設計することが大切です。
目的が曖昧なまま配信を続けると読まれなくなるため、何のために届けるのかを明確にしておきましょう。
- 専門性の高い院
- 中長期的なお悩みに対応する院
会員制度・継続特典の設計
会員制度や継続特典は、続けることへの動機づけを仕組みとして設計するためのものです。リピートは施術への満足感だけでは安定しません。「また来たい」という気持ちがあっても、来院が習慣化していなければ足が遠のいてしまいます。
特典内容は「何が得なのか」が一目でわかるシンプルな設計にすることが大切です。複雑すぎると説明に時間がかかり現場の負担にもなるためです。
また、割引だけで差別化しようとすると価格競争に陥りやすいため、優先予約や施術時間の延長など利便性を含めた特典設計がおすすめです。継続するほどメリットが大きくなる構造にすることで、長期的に通い続けてもらいやすくなります。
- 競合が多く差別化が必要な院
予約導線の最適化(次回予約の仕組み)
リピート率は、施術の満足度だけでなく予約の仕組みによっても大きく変わります。施術後に「また症状が出たらご連絡ください」で終わってしまうと、お客さまは自分から予約するタイミングを見失いがちです。
来院時に次回の予約を提案し、「この症状は2週間おきにケアすると改善しやすいです」などと来院周期の根拠を丁寧に伝えることで、お客さまも納得して次回を押さえやすくなります。オンライン予約を整備して予約方法をシンプルにしておくことも、来院のハードルを下げるうえで効果的です。
「また様子を見ましょう」という曖昧な声かけで終わるのが、リピートを逃しやすい典型的なパターンです。
- 継続施術を前提とした施術メニューがある院
- 症状改善に一定の期間が必要な院
休眠顧客を再活性化する施策
休眠顧客を再活性化するための施策を一覧化しました。
| 施策名 | 主な目的 | できること |
| 再接触の仕組みづくり(LINE・メール・DM) | 接点の再構築 | 来院履歴に応じたメッセージ配信、限定案内、DM送付 |
| 来院理由を再提示する情報発信 | 再来院動機の創出 | 季節症状の提案、メンテナンスの必要性説明、セルフケア情報配信 |
再接触の仕組みづくり(LINE・メール・DM)
しばらく来院されていない休眠顧客は、必ずしも不満があって足が遠のいたわけではありません。症状が落ち着いた、忙しくなった、なんとなく後回しにしているうちに時間が経ってしまった…そういったケースがほとんどです。
そのため、院側から再接触のきっかけをつくることはとても大切です。「最近いかがですか?」という気遣いを感じられる文面は、割引クーポンだけを送りつけるよりもずっと響きます。
来院履歴や最終来院からの期間でリストを分けてアプローチすることで、より心をつかむ内容を届けられます。一度送って反応がなかったからといって終わりにせず、定期的に接触する仕組みとして設計しておきましょう。
- 顧客データがある程度蓄積されている院
来院理由を再提示する情報発信
症状が一時的に落ち着くと、整体院への来院は優先度が下がりやすくなります。人は「行く理由」がなければなかなか動きません。そのため、休眠顧客に再び来院を考えてもらうには、必要性を思い出してもらうための情報発信が欠かせません。
「冬は筋肉が硬くなりやすく、腰痛が再発しやすい時期です」のように季節と症状を結びつけた内容や、「症状がないときこそメンテナンスが大切な理由」を丁寧に伝えるコンテンツは、宣伝色が薄く受け取ってもらいやすい傾向があります。
抽象的な健康情報を並べるだけでは行動につながりにくいため、「だから今来院するといい」という具体的な理由をセットで伝えることが重要です。
- 慢性症状や定期メンテナンスを前提とした施術を扱う院
集客を加速させる前に押さえておきたい3つの視点
新規を増やすことばかりに意識が向くと、広告費や施策数だけが増え、成果が安定しません。整体院の集客は「広げる」よりも先に、「土台を整える」ことが重要です。ここでは、施策を本格化させる前に確認すべき3つの視点を整理します。
広告に頼りすぎず信頼を蓄積させる
広告は短期的に予約を増やす力がありますが、それだけでは来院の継続にはつながりません。整体院の場合、技術への信頼や院長の人柄、通いやすさなどが積み重なって初めてリピートが生まれます。口コミや紹介、満足度の向上といった「信頼の土台」を育てる視点を忘れないことが大切です。
法規制の範囲で表現する
整体院は医療機関ではないため、効果を断定する表現や誤解を招く記載はトラブルの原因になります。誇張したビフォーアフターや「必ず治る」といった表現は避け、あくまで施術の内容や考え方を丁寧に伝える姿勢が重要です。長く経営を続けるには、攻めよりも誠実さが信頼につながります。
数字を基準に改善サイクルを回す
「なんとなく集客できていない」と感じるだけでは改善は進みません。新規数、リピート率、休眠顧客数などを定期的に確認し、どこに課題があるのかを把握しましょう。数値をもとに施策を見直すことで、無駄な広告費や労力を減らせます。
集客設計が不十分な場合に起こりやすい課題
場当たり的に施策を打ち続けると、一時的に予約が増えても安定しません。整体院の集客は「新規・既存・休眠」のバランス設計があってこそ成り立ちます。設計が曖昧なまま進めると、売上や組織運営にも徐々に影響が出てきます。
売上が安定せず成長が止まる
新規に偏った集客では、月ごとの来院数に波が生まれやすくなります。リピートが弱いと常に新規を追い続ける状態になり、結果として利益が積み上がりません。売上が横ばい、あるいは緩やかに減少していく背景には、設計不足が隠れていることが少なくありません。
既存顧客への依存度が高まり提案が過剰になる
新規が増えないと、どうしても既存顧客への追加提案に頼る傾向が強まります。本来は必要な施術であっても、提案が増えすぎると信頼を損ないかねません。バランスよく顧客を循環させる仕組みがないと、無理な営業に見えてしまうリスクがあります。
スタッフのモチベーションが低下する
予約の波が大きくなると、スタッフの働き方にも影響が出ます。忙しい日と暇な日の差が大きい状態が続けば、不安や不満が蓄積されやすくなります。集客設計は売上だけでなく、現場の安定や人材定着にも関わる重要な経営要素です。
集客は“施策”ではなく“設計”重視で!
整体院の集客が思うようにいかない背景には、単に施策が足りないのではなく、「設計」が曖昧なケースが少なくありません。新規ばかりに目を向けていたり、リピートの仕組みが整っていなかったり、休眠顧客への再アプローチを後回しにしていたりと、バランスの崩れが売上の不安定さにつながります。
SEO、広告、チラシ、紹介制度など、使える手法は数多くあります。しかし大切なのは、手法を増やすことではなく、「自院の現状に合った順番で整えること」です。
まずは、自院の新規数・リピート率・休眠顧客数を把握し、どこに課題があるのかを見極めましょう。そのうえで、必要な施策を一つずつ組み立てていくことが、結果として最短距離になります。
整体院の集客設計をもっと具体的に知りたい方は、ぜひサロン経営スクールの公式LINEにご登録ください。
エステ・整体などのサロン経営者に向け、集客やリピーターづくりの考え方をLINEでお届けしています。
ひとりで悩まず、今のサロンに合った集客方法を少しずつ整えていきましょう。










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