「仕事」と「経営」の違い

こんにちは、愛原菜々です!

先月から、やさしいサロン経営術スクールの5期がスタートしました^^

早くも、思考に変化がでている人、思考が変わって接客の仕方・立居振る舞いが変わってきている人、
ご提案が苦手の状態からご提案ができるようになって10万円以上のコースが売れている人、
みなさんに変化が現れています^^

今後の成長が楽しみです★

今回は、「仕事」と「経営」の違いについてお伝えしたいと思います。

なぜ、このテーマをお伝えするかというと、
「仕事」と「経営」の違いがわかっていないと、せっかく思いを持ってスタートさせたサロンなのに、

“お客様には喜んでいただけているけれど、売上が上がらない”
”いつまで経ってもボランティア事業…”

ということになってしまうからです(-“”-)

偉そうに言っていますが、私自身が過去そうでした。

開業して独立したばかりの頃、「仕事」と「経営」の違いについてちゃんと理解していなくてたくさんの失敗をしてきました。

「お客様に喜んで頂けたら、売上は上がる」

あなたはそんな風に思っていませんか??(私はそう思っていました…汗)

そう思ってしまっている方は、大失敗をする前に気付いてもらいたいので、
このまま読み進めてくださいね。

目次

「仕事」と「経営」の言葉の違いとは?

さて、あなたに質問です。

「仕事」と「経営」の言葉の違いはなんでしょう??

・・・・・

フリーランス・サロン経営など、起業・開業の初期の人は
この違いをよくわかっていない人がものすごく多いです。

とくに、サロンビジネスは技術と場所さえあれば誰でも始められる参入障壁の低いビジネスなので、
「経営」について理解していない人がものすごく多いです。

雇われではなく、個人事業主としてサロンを開業するということは、
「経営者」になるということですよね。

しかし、そもそも「経営」がなんなのかよくわからないまま経営者になっている人がほとんどなので、
「仕事」の延長線上でやってしまっている人がものすごく多いのです…。

「仕事」と「経営」の言葉の定義は、以下になります。

仕事
=お客様の悩みを解決し、
その対価としてお金をいただくこと

経営
=事業を通じて利益を上げて、
事業を継続することでより良い商品サービスを社会に提供し続けること

つまり、経営者になるということは
利益を上げて、顧客に価値を提供し続けること
です。

「お客様に喜んで頂けたら、売上は上がる」というのは、
お客様の悩みを解決し、その対価としてお金をいただくこと。

つまり「仕事」の考え方であって、
【経営者の思考ではない】ということです。

経営するということは、利益を上げることにコミットする必要があるし、
事業を継続して顧客に価値を提供し続ける責任があるということです。

赤字続きを経験した私が気がついたこと

私がこのことに気付いたのは、
「サロンが赤字続きで閉店しなければならないかも…」
と頭をよぎったときでした。

このときは「閉店したら、今来てくださっている数少ないお客様に申し訳ないな…
とも思いました。

このとき初めて、経営するということは利益を上げて、
お客様にサービスを提供し続ける”責任”があること
に気付きました。

お客様にサービスを提供し続けるためにも絶対に売上(利益)を上げるということを
“決断”しました。

私たち個人サロン経営者は、セラピストであり、経営者でもあります。

一人二役なので、実はとっても大変なんです!!

それでも仕事(お客様に喜んでもらうこと)と、経営(利益を上げてお客様に提供し続けること)、
両方実現させることは可能です。

まとめ: 「仕事」と「経営」の違い とは?

今回は、「仕事」と「経営」の違いについてお伝えさせていただきました。
これまで話してきたことは、次の2つです。

①仕事とは、お客様の悩みを解決し、その対価としてお金をいただくこと。

「お客様に喜んで頂けたら、売上は上がる」という考えだけでは経営はうまくいきません。

②経営とは、事業を通じて利益を上げて、事業を継続することでより良い商品サービスを社会に提供し続けること。

利益を上がることに力を入れ、質の高いサービスを社会に提供することをつねに意識しましょう。

あなたらしく、お客様に喜んでいただきながら売上もしっかりつくれるサロン経営をしてもらいたいと思います^^

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