【開業準備】ゼロから自宅サロンのはじめ方13ステップ

こんにちは!
サロンの「やさしい高単価リピート」経営術コンサルタントの愛原菜々です!

今回は、超初心者のための
「ゼロから自宅サロンのはじめ方」13ステップについて
お伝えしていきます!^^

1、目標設定


自宅サロンを成功させるためには、目標設定が大事です。
なぜなら、人はイメージできないことを実現させることは難しいからです。

ここで、これからサロンを開業しようと思っている多くの方が陥る
間違った目標設定の仕方があります。

それは、【サロンを開業する】ことが
目標になっているケースです。

自宅サロンであっても、ビジネスとしてやる以上、
【開業した後】が大切ですよね。

開業することであなた自身がどうなりたいのか?
お客様にどうなってもらいたいのか?

【サロンを開業したその後のこと】をイメージして、
考えて目標を設定しましょう^^

2、サロンのコンセプトを決める


「サロンのコンセプトが大事」と知っている人は多いと思いますが、
なぜ、コンセプトを決めることが大事かわかりますか?^^

それは、

【自分の軸】を持つためです。

===================

誰のための?
どんな悩みを持っている人のための?
どんなサロンを作りたいのか?

===================

これらが明確になっていないと、
自分がやるべきことが見えなくなります。

例えば、私のサロンは
腰痛、坐骨神経痛、首の痛みなど、痛みで悩んでいる人のため
整体サロンを経営しています。

「癒し」というよりは、
「治療」といった印象を持ってもらうために
サロンの内装や照明・空間、
メニュー内容などをつくり込んでいます。

例えば、サロンの内装や照明・空間は、
白を基調とし、緑系のカーテンを使っています。

「癒し系」サロンであれば、
部屋を暗めにしたり、オレンジ系の照明を使いますが、
私のサロンは「治療系」なので、白の蛍光灯を使い
部屋は明るくしています。

メニュー内容も、
「治療系」という印象を持っていただくために
「癒し系」の印象になるメニューやキーワードは入れていません。
(例えば、マッサージや足湯等)

これは私の例なので、
癒し系・治療系どっちが良い悪いという話ではなくて、
ご自身の【サロンのコンセプト】が明確になっているか?が重要である、ということです。

【サロンのコンセプト】が明確になっていないと、

・技術を増やしたくても、どんな技術を習得したらいいかわからない
・魅力的なメニューがつくれない
・いざ開業したらどんな人を集客したらいいのかわからない
・サロンの空間づくりがちぐはぐ

といったことになってしまうので、
必ず、早い段階で【サロンのコンセプト】を明確にしましょう^^

3、サロン名を決める


サロンの名前は、サロンの顔となる部分なのでとても重要です。
サロンの名前で、お客様に与える印象が大きく左右されるのでよく考えましょう^^

サロンの名前を決める手順として、
まず一番最初にやることは、

===================
サロンのコンセプトのイメージに
近いキーワードを書き出す
===================

ことです。

書き出したキーワードの中から絞る際に、
以下の3つのポイントを意識してサロン名を決めましょう。

================
①覚えやすいか、印象に残るか
================
たまに、イタリア語やフランス語などを使って
サロンの名前を付ける方がいらっしゃいますが、
長すぎたり、読みづらい名前は
覚えてもらいにくく、印象にも残りづらいので避けた方が良いです。

英字表記の場合は、フリガナをつけたり、
できるだけ、お客様に覚えてもらえるもの、
印象に残りやすいキーワードを選ぶようにしましょう^^

================
➁意味や由来があるもの
================

サロン名を「なんとなく決めました」と言うより、
「こんな意味や由来があります」と
お伝え出来た方が魅力的ですよね^^

================
➂他で使われていないか
================
近隣のお店で使われていないか、
インターネットで検索してリサーチしましょう。

また、将来的にホームページを作る場合、
ドメインが取得できるかなども
事前に確認しておきましょう。

最後に、注意点で
一生懸命考えたサロン名でも
既に商標登録されている場合は使用することができません。
特許庁のサイトで事前に調べておきましょう。

4、ロゴや名刺の作成


サロンの名前が決まったら、ロゴや名刺を作りましょう^^

ロゴは、ご自身で作るのも良いですし、
ランサーズやクラウドワークス、ココナラといった
サービスを利用して、デザイナーさんに制作をお願いする方法もあります。

名刺は、宣伝ツールにもなります。
名刺をもらった人が行きたくなるような名刺をつくりましょう。

魅力的なキャッチコピー、写真を使用したり、
予約方法なども記載をするようにしましょう。

5、必要な設備を把握する


設備について、必要なものを把握しておきましょう。

1、施術用ベッド
施術をするのに必要となる専用のベッドは
セラピストの技術を左右する大切な仕事道具なので、
妥協せずに選ぶことをおススメします。

2、空調(エアコン、加湿器、空気清浄機など)
服を脱いで行う施術の場合、空調管理は欠かせません。
冬場は特に、エアコンだけでは足りないことも多いです。

また、部屋が乾燥することもあるので、
加湿器や空気清浄機などを用意して
清潔な空間を保つようにしましょう。

3、洗濯機、乾燥機
サロンの内容によっては、タオルをたくさん使う場合があります。
自宅で選択することを考えるなら、9キロ台以上の容量の
大きな洗濯機が欠かせません。

あらかじめ、設備資金として
予算に組み込んでおきましょう。

4、電話
お客様からのご予約やお問い合わせを受ける
電話も必要な設備です。

サロン専用の携帯電話を用意するか、
固定電話で2つの番号を持てるサービスもあるので
プライベートとは別で電話番号を用意することをおススメします。

6、必要な備品を揃える


自宅サロンをはじめるとき、
全部一気に揃えないといけないと
思っていませんか?

自宅サロンのメリットは、初期投資が少なくて済むことです。
最初から全て揃えようとするのではなく、
徐々に揃えていきましょう^^

【揃えておきたい備品】
タオル・シーツ
紙ショーツ・紙ブラジャー
スリッパ
椅子・テーブル
キャビネット・ワゴン・ホットキャビネット
ご自身の施術着(白衣など)

7、損害保険に加入する


損害保険はお客様と自分を守るための保険です。
必ず加入しましょう。

サロン経営者を対象とした保険には、

・施術によりお客様にケガなどをさせてしまった場合の補償
・サロン内で事故が起きたときの補償
・お客様の持ち物の破損に対する補償

など、種類は様々です。

お客様のケガや事故を補ってくれる保険を
選ぶようにしましょう。

万万が一、何かあったときのために
安心を買うつもりで損害保険は加入することをおススメします。

8、開業資金を把握する


自宅サロンをはじめるにあたって、
いくら資金が必要なのか?把握しておきましょう。

必要な設備、備品、広告費などを
リストアップして、それぞれの経費を計算してみましょう^^

==================
<<参考>>
➀備品
・施術用ベッド 100,000円
・椅子とテーブル 50,000円
・インテリア雑貨 50,000円
・タオル、消耗品等50,000円

⇒合計250,000円

➁広告費
・ホームページ制作費 200,000円
・チラシ代      50,000円

⇒合計250,000円

➂その他
・損害保険加入 20,000円(年間)

➀+➁+➂=520,000円
==================

このように開業に必要な資金を
見える化することで、
「意外とお金がかかる」「ここは予算を抑えよう」など
あらためて気付くことがあるかもしれません。

9、メニュー作り


サロンのコンセプトが決まって、
必要なものが把握できたら、
次はメニューをつくっていきましょう^^

➀1ヶ月の顧客数を考える

メニューの価格設定をするためには、
まずは1ヶ月に何人施術できるのか?考える必要があります。

そのためには、1日に何人施術できるか?考えてみましょう。

お客様ご来店から、カウンセリング、着替え、施術、アフターカウンセリング、
お客様お帰りまで、どのくらいの時間が必要になるでしょうか?

そこから月に何日間営業できるか考えて、
1ヶ月の顧客数を出してみましょう。

=====================
1日の顧客数 × 1ヶ月の稼働日数 = 1ヶ月の顧客数
=====================

例えば、1日2人施術で、月20日間稼働する場合は、
2×20=40
で、1ヶ月の顧客数はMAXで40人と算出することができます。

➁一人あたりの原価と経費を計算する

次に、一人あたりコストを計算します。

オイルやクリーム、タオル使用による洗濯洗剤、
ハーブティーの茶葉、紙ショーツなどの一人あたり経費を計算しましょう。

➂メニューの単価を計算する

次に、メニューの客単価を計算します。

================
【1人あたりの利益の計算方法】
1ヶ月に欲しい収入 ÷ 1ヶ月の顧客数 ×70% = 一人あたり利益額
================

※70%を入れている理由は、
1ヶ月の予約がMAXで埋まる可能性は低いため、
70%が埋まった場合で算出するためです。

例えば、1ヶ月に欲しい収入が20万円だとしたら、
20万円÷40人×70%=7142円

7142円が1人あたり利益ということになります。

================
【単価の計算方法】
(一人あたり原価 + 一人あたり経費 + 一人あたり利益額)×1.2=客単価
================
※1.2倍はキャンペーンやサービスなど、
割引しても利益がでるように設定するためです。

例えば、
一人あたり原価が3,000円、
一人あたり経費(水道光熱費など)が3,000円、
一人あたり利益額が7,142円の場合、
3,000+3,000+7,142×1.2=15,770円

つまり、客単価15,770円に設定する必要があるということです。

この計算をもとに、ご自身の客単価を算出してみましょう。

10、問診票作成・カウンセリング練習


お客様がご来店されたら、
問診票にはどんなことを書いてもらうのか?
カウンセリングでどのようなことを聞くのか?
何を伝えるべきか?
など、予めシミュレーションしておく必要があります。

ぶっつけ本番であたふたしながら
カウンセリングや接客に入ってしまうと
お客様が不安になってしまいますね。
必ず、準備しておきましょう。

では、問診票やカウンセリングでは
どんなことを聞いたらいいでしょうか?

そもそも、なんのために
問診票を書いてもらったり、
施術前にカウンセリングをしますか?

それは、

【お客様のことを知るため】

ですよね^^

お客様が何に悩んでいるのか、
お客様がサロンに求めていることはなんなのか?

これがわからなければ、
リピートのご提案もできないですし、
顧客満足度を上げるための改善がみえない状態になります。

問診票、カウンセリングでは、
【お客様のことを知ること】
が大事になります。

ここで、もう一歩踏み込んだ内容をお伝えします^^

“どのような質問をしたら、お客様のことを知ることができるのか?”
について、具体的な内容を一部お伝えします。

問診票、カウンセリングの基本は、
5W1Hです。

・誰が(Who)
⇒お客様について(氏名、年齢、住まい、趣味、職業など)

・いつ(When)
⇒いつから悩んでいるのか?

・なにを(What)
⇒どんなことで悩んでいるのか?

・なぜ(Why)
⇒なぜ当店を選んでくださったのか?

・どこで(Where)
⇒他のサロンに行ったことがあるか?

・どのように(How)
⇒どのように当店を知ったのか?

上記は一部ですが、このような感じで5W1Hを意識して、
問診票の作成・カウンセリングを行っていくと、
よりお客様のことを知ることができるようになります。

11、空間づくり、導線を考える


「どんなサロンをつくろうか?」
「家具はどんなものをそろえようか?」
など、考えるのはとても楽しいですよね^^

ご自身が好きなものを揃えるのも大事ですが、
内装を考えるときは

【サロンのコンセプトはなにか?】
【お客様にどう見せたいか?】

が重要になります。

コンセプトに合った空間づくりができていると
お客様にサロンのコンセプトが伝わりやすくなります。

12、開業届を提出する


事業をはじめるときは、「個人事業の開業・廃業等届出書」を、
事業を行う住所の所轄の税務署に提出します。

「開業届出書」は、
届出区分を「開業」にして必要事項(氏名、住所、職業、屋号、開業日、事業概要等)を記入して捺印して
提出するだけなので、難しく考えなくて大丈夫です^^

「開業届出書」は、税務署のホームページからもダウンロードできます。

13、集客する


ここまで準備ができたら、集客です!
まずは、サロンの周辺の人に、
サロンの存在を知ってもらうことが必要になります。

「いきなり正式オープンはハードルがある・・・」
という方は、
プレオープンやモニター募集という形で
試験的にスタートさせるのもおススメです。

集客媒体は、まずはコストがかからないものから
試してみると良いです。

例えば、ブログやFacebook、インスタグラム等。

ちなみに私は一番最初にチラシを配布しました。
チラシを作って、近所のレストランや銭湯、区民センターなどに
チラシを置かせてもらいました。

また、外看板を出して、ご予約の問い合わせに繋がったこともあります。

こちらから情報を発信することで、
まずはサロンの存在を知ってもらいましょう^^

具体的な集客媒体については、
こちらのブログをご参考ください★
[kanren postid = “257” ]

まとめ

いかがでしたでしょうか?
開業前の方は、自分のサロンを持つのが夢かもしれませんね。
私もそうでした。

でも大切なことは、
【開業した後】です。

サロン業界(エステ・リラクゼーション・整体・鍼灸・マッサージなど)の廃業率は

1年以内に閉店するサロンは60%
3年以内に閉店するサロンは90%
10年以内に閉店するサロンは95%

と言われています。

夢だったサロンを開業したけど、
お客様が来なくて開店休業状態、
売上が思うようにつくれない、
サロンが続けられない、

これではあなたの夢も想いも
今まで学んできた技術もスキルも
水の泡です。

開業に向けての準備をしっかり行って、
お客様に喜ばれながら売上もつくれるサロンを
目指しましょう。

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